巴士会社ロゴめぐり
Brand Museum ガイド

香港の巴士(バーシー、バス)会社のブランドロゴデザインをご紹介します
一、中巴と九巴
中華汽車有限公司のブランドロゴ
当時の中巴(チュンバー、China Motor Bus)と九巴(ガウバー、KMB=Kowloon Motor Bus)の商標は、どちらも円形のデザインで、少し記章のようでした。中には旗竿や横断幕といった、権威を感じさせるデザイン要素が盛り込まれています。
九巴は9頭の龍と英語の略称 KMB を主なモチーフとし、中巴は英語略称の筆記体で旗の図案を構成し、その中国語名は右から左へ並べられていました。
九巴が1933年の設立時に使用したロゴは、そのまま1982年まで使われ続けました。
1982年に発表された新デザインでは、赤を基調とし、「九」の字を象徴する図案と英語略称 KMB を組み合わせたビジュアルに一新され、「九巴服務日日進步(九巴のサービスは日々進歩する)」がスローガンとして掲げられました。
2017年には、ロゴはさらに簡略化されて KMB を中心とした構成になりました。多くのブランドの商標デザインも、このように時代の移り変わりに合わせて更新されていくのです。
九龍汽車の1933年から1982年までのブランドロゴ
九巴が1982年から2017年まで使用したブランドロゴ
九巴が2017年以降使用しているブランドロゴ
二、城巴と新巴
城巴(センバー、Citybus)のロゴは1991年から使用されています。上部の矢印と数本の横線は飛行する様子を表現したもので、躍動感と、絶えず前進していく印象を生み出し、巴士事業の高速な発展を象徴しています。一方、新巴(サンバー、New World First Bus)のロゴの緑色の図案は英字の NW、すなわち New World の略で、オレンジ色の円の中の「1」の字は英国のファーストバス(First Bus)を表しています。のちに英国のファーストバスは新巴の運営から手を引き、2016年からは新巴は新創建集団(NWS Holdings)の完全出資による運営となりました。報道によれば、2020年8月、新創建は傘下の新巴と城巴をすべて売却する計画とのことです。それぞれのブランドロゴが今後更新されるかどうか、皆さんもぜひ注目してみてください。
城巴のブランドロゴ
新巴のブランドロゴ
三、新嶼巴と冠忠
冠忠巴士集団有限公司(Kwoon Chung Bus)は、1948年に黃冠忠氏によって創立されました。当初の事業は自動車の清掃サービスでした。冠忠のロゴの W は、黃(ウォン)一族の頭文字です。そして新大嶼山巴士(New Lantao Bus、通称・嶼巴)は、冠忠傘下のフランチャイズ巴士会社です。2017年、嶼巴は1970年代から使われてきた旧エンブレムに代えて、鮮やかな緑の N の字のロゴを採用しました。旧エンブレムの中央には1970年代の大嶼山(ランタオ島)の地形が描かれていましたが、新ロゴの緑は大嶼山の山と樹木を表し、N は会社の英語略称 NLB(New Lantao Bus)の頭文字から取られています。
冠忠巴士のブランドロゴ

新大嶼山巴士のブランドロゴ
ロゴ出典:
https://hkbus.fandom.com/wiki/%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E5%B7%B4%E5%A3%AB
https://hkbus.fandom.com/wiki/%E4%B9%9D%E9%BE%8D%E5%B7%B4%E5%A3%AB
https://hkbus.fandom.com/wiki/%E4%B9%9D%E9%BE%8D%E5%B7%B4%E5%A3%AB
https://www.nwstbus.com.hk [アーカイブ]
https://hkbus.fandom.com/wiki/%E6%96%B0%E5%A4%A7%E5%B6%BC%E5%B1%B1%E5%B7%B4%E5%A3%AB
https://hkbus.fandom.com/wiki/%E6%96%B0%E5%A4%A7%E5%B6%BC%E5%B1%B1%E5%B7%B4%E5%A3%AB